知って得する!話題のトレンドワード(第17回)ポイント解説!スッキリわかる「報連相」

業務課題 経営全般

公開日:2024.08.27

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 いま話題のトレンドワードをご紹介する本企画。第17回のテーマはスッキリわかる「報連相(ほうれんそう)」です。聞き慣れた言葉、と感じる方もいるかと思いますが、情報共有がビジネスにとって重要さを増す昨今。今回は、改めて言葉の意味、そしてその背景や関連する出来事を解説していきます。みなさまのご理解の一助となれば幸いです。

「報連相」とは、「報告」「連絡」「相談」を、野菜の「ほうれん草」に掛けたビジネス用語。起源は諸説あり、一般には1982年、山種証券社長の山崎富治氏が発案し、社内で「ほうれんそう運動」を行ったのがきっかけとされます。その後、1986年にベストセラーとなった同氏の書籍「ほうれんそうが会社を強くする: 報告・連絡・相談の経営学」で広まったと言われています。この「報告」とは、部下が業務の進捗状況などを上司に報告すること、「連絡」とは、関係者に業務変更や予定などの必要な情報を知らせること、「相談」とは、自分だけでは判断が困難な場合に上司などに意見を聞くこと、を指します。

 業務をスムーズに進めるには、社内の連携とチームワークが不可欠です。報連相は業務でのコミュニケーションの基本とされますが、最近では、社員の自主性を生かすアレンジバージョン「確連報」(かくれんぼう)も広く提唱されています。

関連する出来事などの背景

 「報連相」は、業務上のコミュニケーションの基本です。迅速・的確に必要な意思疎通を行うことでスムーズ業務を進めることが可能です。多くの企業で、新社会人が最初に教わるのがこの「報連相」である場合も少なくありません。

 現代での報連相は、口頭での報告の他、電話やメール、ビジネスチャット、会議、報告書など各状況において、適切な手段を選ぶことも重要といわれています。まずは「報連相」における「報告」「連絡」「相談」の概要とポイントを見ていきましょう。

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執筆=青木 恵美

長野県松本市在住。独学で始めたDTPがきっかけでIT関連の執筆を始める。書籍は「Windows手取り足取りトラブル解決」「自分流ブログ入門」など数十冊。Web媒体はBiz Clip、日経XTECHなど。XTECHの「信州ITラプソディ」は、10年以上にわたって長期連載された人気コラム(バックナンバーあり)。紙媒体は日経PC21、日経パソコン、日本経済新聞など。現在は、日経PC21「青木恵美のIT生活羅針盤」、Biz Clip「IT時事ネタキーワード これが気になる!」「知って得する!話題のトレンドワード」を好評連載中。

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