ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2022.09.30
近年、ユーザー嗜好の変化を適切につかみ、ビジネスチャンスを生み出すヒントとして注目を集めるのがデータの利活用だ。ビッグデータの活用とまでいかなくても、企業活動の中で取り扱うデータは増加する一方だ。日々の業務においては、膨大なデータをいかに効率的に管理・保管するかが1つの焦点となる。その課題解決に向けて注目を集めるのが、クラウド上のデータ格納スペース「クラウドストレージ」(オンラインストレージ)の利用だ。その実態について、日経BPコンサルティングのアンケートシステムにて、同社保有の調査モニター2251人を対象に調査を実施した。
社内におけるクラウドストレージ導入を聞いたところ、45.0%の企業が「導入済み」と回答。導入率について従業員規模別で見ると、99人以下の企業では23.8%。最も導入率が高い1万人以上の企業の74.6%と比べ50.8ポイント差となった。導入率トップの1万人以上の企業に続き、1000~9999人規模の企業が、58.0%導入済みが2位となるなど従業員規模が大きい企業ほど導入率が高い傾向がうかがえる(図1)。
【図1 クラウドストレージ導入状況(従業員数別)】
導入しているサービスについて聞いたところ、最も多く選択されたのが、「OneDrive for Business」(46.7%)で、2位が「Google Drive」の17.5%。その他、3位に「box」(15.1%)、4位に「Dropbox Business」(5.4%)という結果になった(図2)。特に、OneDrive for Businessに関しては、多くのビジネスユーザーが活用するWindowsパソコンで利用できる点が選択率を押し上げた要因と考えられる。
【図2 クラウドストレージの種類】
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調査・執筆 = 日経BPコンサルティング
【M】
Biz Clip調査レポート
クラウドストレージ利用実態調査2022
近年、ユーザー嗜好の変化を適切につかみ、ビジネスチャンスを生み出すヒントとして注目を集めるがデータの利活用。ビッグデータの活用とまでいかなくても、企業活動の中で取り扱うデータは増加する一方です。日々の業務においては、膨大なデータをいかに効率的に管理・保管するかが1つの焦点となる。その課題解決に向けて注目を集めるのが、クラウド上のデータ格納スペース「クラウドストレージ」(オンラインストレージ)の利用です。その実態について調査を行いました。
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