ビジネスWi-Fiで会社改造(第42回)
建設・土木の働き方を変えるビジネスWi-Fi
公開日:2024.06.19
何度聞いてもうまく理解できない、難解なIT用語。そんな困りごとを抱えたIT初心者の社長にも、分かりやすく理解できるようにITキーワードを解説する本連載。今回は漢字、それもきっと聞いたことのある「解像度」だ。
「社長、今後の業務効率アップのためにも解像度の高いスキャナーに買い換えたいので、決裁していただけませんか」(総務兼IT担当者)
「何、解像度だって。ワシの趣味は写真を撮ることじゃが、この間、解像度の高いデジタルカメラを買ったばかりだ。孫の写真もかわいく撮れる。今度、見せてやるぞ」(社長)。
「ありがとうございます!楽しみにしていま…、おっと話がそれるところだった。社長、違うんです。写真の話ではなくて、スキャナーの話題です。解像度の精度がOCR(光学的文字認識)にも関係し、業務効率にも影響するんです」
「解像度がOCRや業務効率とどう関係があるんだ。はっきり説明しなさい」
解像度とはデジタルデータ画像の密度を数値で表す言葉です。デジタルカメラで撮影した写真(画像データ)の解像度もその1つ。1インチ四方の範囲の中にどれだけ画像の点(ドット)が並んでいるのか、dpi(dot per inch)という単位で示します。例えば、100dpiは1インチの範囲に100個のドットが並んでおり、この数値が大きいほど高精細な画像になります。ただし、解像度が高くなるとスキャナーの処理時間がかかったり、保存するデータ量が大きくなったりするため、用途に応じた適切な解像度にするといいでしょう。
Q スキャナーと解像度は関係あるのですか。…
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執筆=山崎 俊明
【MT】
審査 24-S1007
脱IT初心者「社長の疑問・用語解説」
2025年1月31日(金)14時00分~15時00分(予定)18時00分~19時00分
DX・業務効率化関連